課題の発見
世界的に急性心停止患者は毎年数万人発生しており、生存率を10倍以上高める唯一の手段は「4分のゴールデンタイム」内に自動体外式除細動器(AED)を使用することです。
普及率は高まりましたが、現場の「見えない管理の空白」に注目しました。
可用性の危機:現場のAEDは、バッテリー切れ、パッドの有効期限切れ、自己診断エラーなどにより、いざという時に作動しない事例が頻発していました。
管理の限界:従来の手書き点検方式では、人員とコストの限界からリアルタイムの状態把握が不可能でした。
アクセスの矛盾:夜間や休日に建物内に閉じ込められ使用できないAED、そして自社製品しか管理できないメーカーごとの閉鎖的なシステムが、包括的な社会安全網の構築を阻んでいました。
「設置台数よりも重要なのは、即座に使用可能な状態にあるか」という本質的な問いから、Smart AEDプロジェクトをスタートさせました。